過食嘔吐の症状は字のとおり、食べてすぐに嘔吐してしまうことですよね。
実は嘔吐の頻度が多いと、歯が急速に溶けてしまうのです。
今回は過食嘔吐と歯の関係について紹介します。
スポンサード リンク
過食嘔吐を続けると歯が溶けて虫歯にも!
過食嘔吐の場合、歯は内側から溶けていきます。
そして前歯が短く細くなってしまいます。
胃酸が最も当たる部分です。
また奥歯も大きく欠けたような形になったり、
完全に穴があくようになります。
歯全体も表面のエナメル質の部分が溶けてしまい、歯の防御力が弱まってしまいます。
その上、胃酸によって口の中が酸性になり虫歯菌が活動しやすい状態になります。
その結果虫歯にもなりやすくなってしまうのですね。
本来は過食嘔吐がキッパリ治ればいいのですが、長期に渡る場合もあります。
そんな時は治るまでの間、歯をケアすることを絶対にやってください。
過食嘔吐から歯を守れ!吐いたらすぐにうがい、歯磨き
まず歯をしっかり磨きましょう。
口の中が酸性の時に虫歯になりやすいのですが、
過食嘔吐の胃酸によって口の中が酸性に近い状態なのでとても危険です。
嘔吐したら可能な限りすぐに歯を磨きましょう。
実は胃酸は強烈な酸性ですので歯を磨いても手遅れなのですが、
それでもこれ以上悪化させないために歯磨きは必須です。
また、夜寝る前は口の中で虫歯菌が繁殖しやすい時間帯ですので、必ず磨きましょう。
過食嘔吐から歯を守れ!フッ素や、リカルデントの活用
歯医者さんに行ってフッ素を塗ってもらうことも有効です。
歯のエナメル質を強化することができます。
料金はかかりますが、余裕があったら半年のペースでやりたいですね。
またリカルデントガムもいいです。
これは簡単に言うと初期虫歯を防ぐことを促す成分が入っているガムのことで、
虫歯になりにくいのです。
加えてガムを噛む事で唾液が出るので、口の中が中性に保たれるメリットも有るんですよ。
こんな感じの種類があります。
過食嘔吐は辛いかもしれませんが、決して治らないものではありません。
回復するまで歯のケアをしつつ、ご自身の健康を取り戻してみてください。