体を温めるためにそのまま飲んだり薬を飲むときなど重宝するぬるま湯ですが、ただぬるま湯といっても実際にどれくらいの温度が該当するのかというのを本当に知っている人は少ないといえます。
本やネットの情報などで『ぬるま湯で洗う』と書かれていても、具体的に何度にすればいいか即答しづらいですしね。
今回はぬるま湯の温度(何度くらいか)、そして作り方を紹介します。
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ぬるま湯の温度とは…?
実際にぬるま湯の温度はどれぐらいなのかというと、目安として30度から38度までとされています。
これは人間の体温が平均35度から37度であり、この人間の体温の基準よりも下回れば冷たく感じてしまい、これ以上温度が上がれば熱く感じてしまうことになります。体温と同じくらいだとぬるく感じますし、そこがぬるま湯の温度なのです。
もちろん基礎体温は個人差があるため一概に30度から38度とは言えないのですが(その人にとっての”ぬるま湯”が違うので)、そこはぬるま湯の温度範囲を覚えれば大体OKです。
ぬるま湯の作り方について
そしてやはり適切なぬるま湯の作り方を覚えておくといいですよ。
ぬるま湯を1リットル作る方法を紹介します。1リットル作ったら、あとは必要分を計量カップなどで分量を調整してください。
基本的に冷たいから沸かすという方法では、測る機械で見ながら気をつけていればよいですが大半は上がりすぎてしまい失敗してしまいます。
そこで1リットルのぬるま湯を作る場合には、一度200mlから400mlまでの少ない量の水を用意して100度まで完全沸騰させます。そして完全沸騰したら、残りの水を徐々に入れていって半分ぐらいまで入れて熱い湯気がなくなったら指を入れて測ります。
指を入れて熱いとも冷たいとも感じないのが、その人にとっての適正値となり作り方となります。
温度計があればさらに正確につくれますけどね。
防水のキッチン温度計などがあれば数秒で温度がわかるのでカンペキでしょう。
はい、ということでまとめると
- ぬるま湯の温度は30度~38度くらい
- ぬるま湯の作り方は200ml~400mlの水を沸騰させて、残り600ml~800mlの水を微調整しながらいれる。
- 厳密にぬるま湯をつくるなら温度計で水温をはかりながら作ればよい
という具合ですね。参考にしてみてください。