大腸がん手術に成功したあとに大事なことは食事です。
手術後の大腸を回復させるためにも食べてはいけないものや、食事のポイントがあるのです。
今回は大腸がん術後の食事について紹介します。
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大腸がん術後の食事で大事なこと4つ!食べてはいけないものなど紹介
大腸がんの術後の食事には注意が必要になります。
まず一つ目に、「一度に沢山食べすぎないようにすること」です。一度に沢山食べ過ぎてしまうと、大腸がんの術後では下痢を起こしやすく、場合によっては腸閉塞を起こす事もあります。7分目、8分目位を目安にしましょう。
二つ目に、「ゆっくりよくかんで食べること」です。早く食べてしまうことで下痢や頻便を起こしやすくなるので、よく噛み消化吸収を良くするように心がけることが大切です。
三つ目に「規則正しく食べること」です。不規則な食事は便通を不安定にしたり、便秘や下痢になりやすくなり、頻便も起こしやすくなるので気を付けましょう。
四つ目に「消化しやすい物を中心に、バランスの良い食事を取ること」です。消化しにくい食品の取りすぎも、下痢や腸閉塞を起こす原因になります。消化しにくいものは細かく刻んだり、柔らかく煮込むなどの工夫が必要です。
大腸がん術後に食べてはいけない(食べないほうがいい)食事とは
消化しやすい食品と消化の悪い食品をあげると、消化の良い物は「お粥、豆腐、うどん、半熟卵」などです。
消化の悪い物や控えた方がよいものは海藻類、香辛料、肉では油の多い料理や脂肪の多い肉など。
魚介では貝類、いか、たこ、干物、塩辛など。
豆類では大豆、枝豆など、そして穀類は玄米、赤飯など、いも類はさつまいもやこんにゃくなど、
果物はパイナップルや柑橘類などの繊維が多く酸味の強いもの。
菓子類は揚げ菓子、香辛料の強いお菓子、豆菓子など、ラードやヘッドの油類。
野菜はごぼう、たけのこ、れんこん、きのこなどの繊維の多い野菜。
炭酸飲料やコーヒー、アルコールといった刺激の強いもの。
ずらずらと挙げましたが以上のものは大腸がんの術後3ヶ月ほどは控えた方が良いものです。
調子が良くなってから食べればいいので、それまでは避けましょうね。