ニュースなどでたまに耳にするmersコロナウイルス。
このウイルスに感染するとどういった症状が現れるのでしょうか。
今回はそんなmersコロナウイルスの症状を紹介します。
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mersコロナウイルスの主な症状とは
mersの主な症状は、発熱、せき、息切れなどで、急性で重症な呼吸器症状が特徴です。
下痢などを起こす人もいれば、腎不全になる場合もあります。軽症で済む人もいますが、高齢者や肺の弱い人、免疫力の低い人などは、重症化しやすい傾向があり危険です。
残念ながら、特異的な治療方法はまだ見つかっておらず、対症療法を行うしか手段がありません。重症化する前に、早めに治療を行うことが重要になります。
mersコロナウイルスとはどんなもの?
そもそもmersとはmiddle east respiratory syndromeの頭文字をとっており、日本語では中東呼吸器症候群という名前の病気です。中東地域で見られる病気で、日本ではまだ確認されていません。
mersの原因となる病原体はmersコロナウイルスで、ヒトコブラクダが感染源のひとつであると考えられています。
コロナウイルスの感染力は非常に強いというわけではなく、人から人への感染に関しては、患者から医療従事者への感染、あるいは患者から患者の家族への感染、といった限定的な広がり方だとみられています。
mersコロナウイルスの予防方法は?
また、予防のためのワクチンもないため、海外旅行に行く際は特に衛生面で注意が必要です。
不衛生な環境で調理された食品を食べたり、肉を生で食べたりするのは危険です。
動物、特にラクダとの接触は避けるべきです。また、せきやくしゃみが出ている人とは接触を避け、体調が悪くなった場合はすぐに病院に行きましょう。
まるで風邪やインフルエンザの予防のようですが結局のところウイルスなので
日頃から衛生面の予防をすることが大事なんですね。