くっきりと色鮮やかに描くことができ、落ちにくいのが油性ペンの魅力です。
けれども、使っている時に手や肌、そして着ている服などにうっかりインクをつけて汚してしまうことがありますね。
今回は服についた油性ペンの落とし方について紹介します。
[adsense]
服についた油性ペンの落とし方とは…布と消毒用のエタノールを使います
具体的な布についた油性ペンの落とし方としては、まずは汚れてもよい不要な布を2枚用意し、油性ペンのついた部分を上と下から布ではさみ、汚れのついている部分に消毒用のエタノールをたらして染み込ませます。
消毒用のエタノールというのはこんな感じのものです。
そして挟んだ布でたたいてインク汚れを布に写し取るという落とし方をします。インク汚れがなくなるまで何回か繰り返してから普通に洗濯します。これで油性ペンは落ちます。
かつての油性ペンはベンジンといったものが効果的だった
油性マジックペンと言う名称で呼ばれているものには、ほとんどアルコール系の溶剤が使用されています。
よく油汚れを落とすにはシンナーやベンジンなどを使うというイメージがありましたが、実はシンナーやベンジンは石油系の溶剤のため油性マーカーのインクには不向きです。
以前は油性のマーカーにはキシレンと言う石油系溶剤が使われていることが多かったためキシレンを使ったものにはシンナーやベンジンなどの石油系の溶剤が効果的だったのですが、
現在は健康面への配慮から石油系ではなくアルコール系に変わっているため、服などについてしまった油性ペンを落とすためには消毒用のエタノールなどが向いているのですね。